分散・混合技術は、①溶融混錬法(性質の異なるプラスチックを溶かして混ぜることでポリマアロイを造る技術、熱可塑プラスチックを母材として無機材料、金属材料、炭素材料からなるフィラーとを複合化する技術)と、②溶液分散法(溶液に投入されたフィラーを均一に散らし、混ぜる技術)があります。カーボンブラックやナノ材料など凝集性の高い紛体を均一分散・混合することにより、様々な材料特性、機能の発揮が期待できます。
使用するフィラーの複合化状態、充填量、分散状態、配向状態などの相乗効果により、新たな特性や機能の発見、実用化に向けての進展、応用展開が期待できます。グンゼでは、多様な複合材料を製造する技術と、新素材や高機能材料の開発ニーズとのマッチングにより、新商品開発の加速等の期待に応えます。
グンゼの分散・混合技術を用いた機能をご紹介します。