カバリング

カバリングとは

芯となる糸の周りにカバーしたい糸をコイル状に巻きつけることです。カバリングにより糸の特性や風合いを変化させる事ができます。

SCY(シングルカバーリング糸)

芯糸(ポリウレタン弾性糸など)を延伸したところに、鞘糸(ナイロン糸など)を、S方向またはZ方向に一重に巻きつけた糸です。

シングルカバーリング糸

DCY(ダブルカバーリング糸)

芯糸(ポリウレタン弾性糸など)を延伸したところに、鞘糸(ナイロン糸等)をS方向とZ方向に二重に巻きつけた糸です。

ダブルカバーリング糸

カバリングでは、高分子繊維と高分子繊維、高分子繊維と無機系繊維など、材質の異なる組み合わせが可能です。

開発者の声

ワインディングコイルとは
当社のカバリング技術やフッ素樹脂の紡糸技術を組み合せた弊社独自の金属線への高摺動コーティング技術があり、ワインディングコイルはその高摺動化技術を金属コイルへ応用した開発品です。お客さまからの「金属コイルへの滑り性向上」のニーズを受け開発に着手しました。

特徴
インナーワイヤーなどのコイルの当接物に対し、テフロンコーティングに勝る高い滑り性とトルク伝達性を発揮します。また材料選定による使用環境に合わせた設計が可能です。特にフッ素樹脂材料を使用することで滑り性だけでなく耐薬品性や耐熱性も付与することができます。

カバリング技術を用いた機能

グンゼのカバリング技術を用いた機能をご紹介します。

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