パッケージ等を容易に開封できることを意味します。
近年、高齢化社会により、各種製品に対するバリアフリー化のニーズが高まってきています。
包装物として、容易な開封性を求められる場合があります。
容易な開封性の中にも、下記のような特性に分類されます。
・易開封性:袋のシールしている部分で簡単に開封できる。
・易カット性:手で袋が容易に切れる。
・直進カット性:袋を手で切った際に、フィルムが直線的にストレスなく切れる。
食品用包装物の場合、易カット性と直進カット性が同じ意味として使われることが多く、易カット性は製袋時に機械的に付与することが可能であり、一般的に採用されています。
一方、直進カット性はプラスチックフィルムの樹脂特性として付与されることが多くなっています。
易カット性付与は、樹脂の選択、配合処方と製造条件の最適化が重要です。そのバランスが崩れると破断しやすいプラスチックフィルムとなってしまいます。
グンゼは直進カット性を重視し、優れた特性を実現できます。
易カット性に関するグンゼの技術をご紹介します。