一般的に肉密着性とは、ハム、ソーセージ等の食品熱加工時にプラスチックケーシングと食品との密着性を保つ性質を持たせることです。シームレスのチューブ状フィルム(以後チューブ)の内層ポリオレフィンに肉密着性を持たせることで、水分や油分を多く含む食品の水分、油分の分離を防ぐことが出来ます。この為、製品とチューブの隙間に肉汁(ドリップ)の浮き出しを防ぎ、ハム、ソーセージの変色や腐敗を防止できます。